医療・介護・福祉
超高齢社会を迎え、私たちは自分の健康を自分自身で維持しなくてはならない状況にあります。健康長寿を実現する上で、身近に相談できる「かかりつけ医」「かかりつけ薬剤師・薬局」は重要な存在です。
健康に関することをなんでも相談でき、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師のことです。
学校医、地域・職場の産業医、また、在宅療養が必要な方のための訪問診療医など、「かかりつけ医」は身近にいます。「かかりつけ医」をもつことは、私たちが健康を維持・増進するためにも大切なことです。「かかりつけ医」は地域に密着して、子どもから大人まで世代を問わず、人々の健康を支えています。
1.日常の健康状態を知ってもらえる
2.症状に応じた専門家の紹介がスムーズ
3.病気の早期発見・早期治療につながる
1.些細なことでも健康状態の変化を話しやすい
2.「どうすればよいのか」適切な判断を知ることができる
3.家族の健康についても相談しやすい
薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。
顔なじみの薬剤師がいる「かかりつけ薬局」を一つ決めておくことで、複数の医療機関から同じ薬が処方されていることに気づいたり、相互作用が起きるのを防ぐことができます。
お薬手帳は自分が使っているお薬の名前・量・日数・使用法などを記録できる手帳です。副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気、体調の変化などについても記入できます。飲み合わせやお薬の重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らします。また、旅行や災害、急に具合が悪くなったときなどに、自分のお薬の情報を正確に伝えることができます。