猫を飼う前に
猫を飼うにあたり以下のことに注意し、責任をもって飼いましょう。
- 自分の住まいで飼うことができますか?
→猫は安心できる場所が必要です。
- 10年以上飼い続けることができますか?
→平均で10年以上の寿命があります。最近では15年以上も珍しくありません。
- 家族構成の変化や転居の予定はありませんか?
→猫は環境の変化を大変嫌います。猫の家出の原因にもなります。
- 食費以外に予防接種や不妊・去勢手術代などの病院費を負担できますか?
→年間10万円程度が必要になります。
猫を飼っている方
- 首輪・迷子札をつけましょう
→ノラ猫に間違えられることなく、迷子になっても無事に戻ってくる可能性が高くなります。
- 不妊・去勢を考えましょう。
→メス猫は交尾をするとほぼ100%妊娠します。(交尾排卵動物)
→飼い主さん自身が子猫を望まない場合は、必ず不妊・去勢手術をしてください。
不妊にすると・・・
発情期の泣き声がなくなり、繁殖にかかるストレスから開放され、感染症にかかりにくくなります。
去勢すると・・・
尿のマーキングの回数が減り、悪臭を防ぐことができます。外出範囲が狭くなり、猫同士のけんか、交通事故にあう可能性が減少します。
- 室内飼いをしましょう。
→室内に専用のトイレを作り、猫の性質である“よじのぼり”ができる家具や棚などを設置してあげれば、2畳ほどの広さで十分飼うことができます。ブラッシングなど適度に触れ合ってあげるとなおよいでしょう。屋内飼育は、迷子になること、交通事故に遭うこと、病気に感染する可能性が低くなります。